潜む高齢者の知的障害 実態は国調査の3倍か

神戸新聞:潜む高齢者の知的障害 実態は国調査の3倍か

記事要約

 兵庫県内2市で高齢者2602人を対象に、知的障害の有無を調べたところ、65歳以上人口の0.64%に障害の可能性があることが、関西福祉大谷口泰司准教授(51)の調査で分かった。2011年の国の調査と比べると約3倍に当たる。谷口准教授は「知的障害への偏見のため、幼いころから障害を隠して生活してきた人が多い」と指摘。

疑問

兵庫県以外も含めた日本の知的障がいのある高齢者の実態は国調査の結果に比べてどうなっているのか。

考え・主張

国の調査で障がいがあると認められなかった障がいを持った高齢者は、障がい者手帳を持っておらず、十分な手当を受けられない。高齢になり、家族や地域から放置されると、生きていくことも困難になるため、国内から障がいへの偏見をなくし、しっかり支援を受けられるようになってほしいと思う。

その他
特になし